38歳、うつからの再起と結婚へ──選ばれない男だった僕が出会えた理由

皆さん、初めまして。

私は38歳になるアラフォー婚活の男性です。

私はうつ病経験者です。

仕事も経済力も並みの男性に落ちる自分が結婚できたことで、同じ悩みを抱えている

人に勇気を与えられないかと思い、ブログをはじめました。

ぜひ一人でも勇気を奮い起こせればと思い、取り組みますのでよろしくお願いいたします。

🟥プロローグ:光の見えなかった日々

38歳になった今、毎日笑って過ごせる日々があるなんて、数年前の自分には到底想像もつかなかった。
社会人として真面目に働いてきたつもりだったが、気づけば心は擦り減り、身体も動かなくなり、ただ“息をしているだけ”の日々。
結婚なんて贅沢だとすら思っていた。でも心のどこかで、「一緒にごはんを食べてくれる人がいたらいいな」と、そんな小さな願いを抱えていた。


🟧つまずき:病んで、すり減って、それでも

あの頃の僕は、仕事のストレスと将来への不安で、心が音を立てて壊れていくのを感じていた。
毎朝、会社に行く準備をしているだけで涙が出る。
何度か心療内科に通ってみたけれど、薬の副作用もあって余計に自分が「壊れた部品」のように思えた。

婚活? 無理だと思った。
誰にも見つけてもらえない、選ばれるわけがない。
アプリも、パーティーも、行ってはみたけど、会話が続かない。
「うつ病だった」なんて話したら、引かれるに決まってる。
心の壁は、どんどん厚くなっていった。


🟨回復:小さな変化が、僕を変えた

ある日、YouTubeでふと再生した動画に救われた。
「人は、変わろうとしたときから、もう変わってるんだ」
その言葉に背中を押されて、少しだけ外に出てみようと思った。

少しずつ、服装を変えてみた。
笑顔の練習もした。
プロフィール写真を変えた。
そして、「僕はうつだったけど、それも自分の一部」と受け入れて、プロフィールにも少しだけ正直に書いてみた。


🟩婚活:ありのままの僕を見てくれた人

そして出会った、ひとりの女性。
彼女は、僕のプロフィールの“うつ経験”に触れて、「そういうことも話してくれてありがとう」と言ってくれた。
無理に盛り上げなくてもいい空気。
ゆっくり歩いてくれる人。
2回目のデートで、彼女が「あなたといると安心する」と言ってくれたとき、心の中の何かが音を立ててほどけた。


🟦現在:過去の自分に言いたいこと

今、結婚して数ヶ月が経つ。
完璧な毎日じゃないけれど、誰かと一緒にごはんを食べられる日常が、こんなにも尊いものだなんて。

あの頃の僕に言いたい。
「大丈夫。ゆっくりでいい。あなたにも、ちゃんと届く人がいるから」
婚活は、勝ち負けじゃない。
競争じゃない。
“つながり”を信じて歩き続けた人に、ちゃんと道はひらける。

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