40代男性へ「お見合いで何を話せばいいかわからない」を解決する、準備と会話のテクニック


「お見合い、何を話せばいいかわからない」

それは、私が初めて第1回のお見合いを経験したときにぶつかった壁でした。

「話さなきゃ」「沈黙になったらどうしよう」

そんな焦りが先に立ってしまって、うまく言葉が出ず、お相手との距離も縮まらないまま終わってしまったことを、今でもよく覚えています。

でも、あれから数回経験を重ねて、少しずつ分かってきたことがあります。

お見合いを成功させるために大切なのは、「話す内容」よりも「準備」と「姿勢」。

この記事では、私の実体験をもとに、誰でもできる準備の仕方と、緊張しても大丈夫な会話の工夫をお伝えします。


  1. お見合いで会話に困るのは「当たり前」
      1. 初対面での気軽さを求めすぎない
      2. “モテよう”“うまく見せよう”と気負いすぎない」
      3. 「問題の本質は“才能の有無”ではなく、“経験の少なさ”だけ」
  2. 準備は「相手プロフィール分析」から始まる
      1. 「ただのプロフィール読みでは、会話は広がらない」
      2. 🔑「女性との会話は、ビジュアライズ(=イメージ共有)がカギ」
      3. 「“話題のタネ”を広げるために、マインドマップを活用しよう」
      4. 🔍ステップ①:相手プロフィールを「見える化」する
      5. 🌱ステップ②:「話題のタネ」を3カテゴリで分ける
      6. ✏️なぜマインドマップが有効なのか?
      7. 「質問は“問い直し”がポイント。深掘りが“個性”を引き出す」
      8. 🎯差をつけるためには、“もう一歩”の質問を
      9. 🔍「なぜそれが好きなのか?」を聞いてみよう
      10. ✅ポイント:深掘り=相手への“理解”と“尊重”
  3. お見合いでの振る舞いで大切なこと
      1. 「第一印象こそ、一番頑張るべきところ」
      2. 🔍第一印象は2つの要素でできている
      3. ✅僕がやっている“挨拶の型”
      4. 😊なぜ笑顔が大事なのか?
      5. 「“真剣に聞く”より、“リアクションを真剣に”しよう」
      6. ❌ ありがちなNG例:「はい」「はい」「はい」…
      7. ✅ 大切なのは、“リアクションの熱量”で伝えること
      8. 🔁 真剣な“リアクション”こそ、最高の誠実さ
      9. ✅ 短くてもいい、でも“気持ち”は伝える
      10. 💬「また会いたい」は、“空気”で伝わる
      11. 🔁 まとめ:
    1. 🛠 婚活に不安がある方へ
    2. ▶ ご相談はこちらから

お見合いで会話に困るのは「当たり前」

初対面での気軽さを求めすぎない

「初対面での気軽さを求めすぎない」

婚活の場では、
「和やかにしなきゃ」「盛り上げなきゃ」と力が入りすぎて、
かえって自分らしさを出せなくなってしまう人が多いものです。

でもそれは、ある意味“当然のこと”。
そもそも、初対面でいきなり打ち解けるのって、本当に難しいんです。

大事なのは、「気軽に話せる人」になることではありません。
まずは、緊張している自分を責めないこと。
「今、自分は緊張しているな」と認めてあげることから、心が少しずつほぐれていきます。
逆にその言葉を相手に伝えてあげることでもいいかもしれません。
僕はよく「〇〇さんと会えることで緊張しています」と伝えてあげると
相手も理解してもらえるのでいいかもしれません。

コミュニケーションが得意な人を目指すよりも、
今の自分を受け入れて、そのうえで“誠実に向き合う”ことが、婚活では何より大切なんです。

“モテよう”“うまく見せよう”と気負いすぎない」

「よく見せたい」という気持ちは、婚活において自然な感情です。
特に、相手がタイプの女性だったりすると、つい「好かれたい」と思ってしまいますよね。

私も以前、そんな気持ちから無理に相手に合わせて
「そうなんですね〜」「素敵ですね」
と、心のこもっていない相槌を繰り返していたことがあります。

でも、それでは相手の心には響かないんです。
むしろ、「仮面をかぶった会話」は伝わるもの。
そしてそのまま仮面をかぶって関係が進み、いざ結婚となったときに“本当の自分”を出せなくなると、苦しくなるのは自分自身です。

だからこそ、まずは自分の意見を素直に伝えることが大切。
もちろん、相手を否定する必要はありません。
「そういう考えもあるんですね」と受け止めながら、
「私はこう思うんです」と誠実にすり合わせていく姿勢が、信頼を生みます。

そして忘れてはいけないのは——
女性は鋭いです。
付け焼刃の言動や“取り繕った態度”は、ほとんどの場合見抜かれてしまいます。

だからこそ、「モテよう」「うまく見せよう」とするよりも、
「私はこういう人間です」と正直に伝えること。
それが、最終的に“また会いたい”と思われる一番の近道なんです。

「問題の本質は“才能の有無”ではなく、“経験の少なさ”だけ」

お見合いは、日常会話とはまったく違う“特別な場”です。
だから、緊張したり、うまく話せなかったりしても当然のことなんです。

それなのに——
「自分は向いていないのかも…」
「やっぱりコミュ力がないから無理かも…」

そうやって自分を責めてしまう方はとても多いです。
でも、それは“才能がない”のではなく、ただ経験が足りていないだけなんです。

実際、私も最初は全くうまくいきませんでした。
でも、何度かお見合いを経験していく中で、だんだんと空気の読み方やタイミングの取り方がわかってきました。

何度か失敗することは、悪いことではありません。
むしろそのたびに少しずつ、自分なりの“勝ちパターン”が見えてきます。

だから、「自分には才能がない」と決めつけるのではなく、
**「じゃあどうやって準備したらうまくいくかな?」**と切り替えて考えてみましょう。

そうすれば、お見合いも少しずつ自信のある場に変わっていきます。

準備は「相手プロフィール分析」から始まる

「ただのプロフィール読みでは、会話は広がらない」

お見合いにおいて、一番大事な情報源——それはプロフィールです。

そこには、相手の趣味や関心ごと、価値観のヒントがたくさん詰まっています。
言うなれば、**プロフィールは“会話の宝の地図”**なんです。

だから当然、僕も初めは一生懸命読みました。
たとえば「旅行が好き」と書いてあったので、「最近どこか行かれましたか?」と聞いてみました。

……でも、まったく盛り上がらなかったんです。

それはなぜか?

理由は簡単で、ただ“表面だけをなぞった質問”になっていたからなんです。
会話には、もう一段階“イメージ”の広がりが必要なんです。


🔑「女性との会話は、ビジュアライズ(=イメージ共有)がカギ」

女性との会話では、相手の頭の中に景色や感情が浮かぶような会話が大切です。
つまり、話題を“ビジュアライズ(=イメージ化)”してあげることが重要なんです。

たとえば「旅行好き」と書いてあったら——

  • 誰と行くのが好き?家族?友達?一人?
  • 旅行先はどうやって決めてる?直感?計画派?
  • どんな過ごし方が好き?観光?のんびり?
  • 初めて旅行が好きになったのはいつ?どこ?
  • 写真とか、残すタイプ?エピソードがある?

など、相手の“心の風景”を一緒に見に行くような会話が、会話の広がりにつながっていきます。

「“話題のタネ”を広げるために、マインドマップを活用しよう」

お見合い前に「何を話そうか?」と考えても、いざ本番になると頭が真っ白……。
そんな経験、ありませんか?

それは、“記憶に頼りすぎている”のが原因かもしれません。

私自身、自分の記憶は信用しない派なので、事前にマインドマップを作って準備していました。


🔍ステップ①:相手プロフィールを「見える化」する

まずは、お相手のプロフィールに書かれている情報を箇条書きでリストアップしましょう。
名前、趣味、仕事、好きなこと、休日の過ごし方など。

それを頭の中だけで覚えようとせず、紙やスマホメモで“見える形”にしておくのがおすすめです。
(スマホで写真を撮っておけば、直前にもさっと復習できます)


🌱ステップ②:「話題のタネ」を3カテゴリで分ける

マインドマップを作る際は、以下の3つのカテゴリを意識すると、自然に会話が広がります。

  • ① 趣味を掘り下げる質問
     └ どのくらいの頻度?始めたきっかけは?誰とやる?など
  • ② 共通点を探せる話題
     └ 自分にも少し興味があるジャンル、似たエピソードを持っていないか?
  • ③ プロフィールから気になった“ひと言コメント”
     └「この本、私も読みましたよ」「その資格すごいですね」など軽いリアクションでも◎

✏️なぜマインドマップが有効なのか?

マインドマップを使うと、脳の整理がしやすくなり、話題の“引き出し”がすぐ開けるようになります。
本番で焦らなくなるし、「相手にちゃんと興味を持っている」という姿勢も自然に伝わります。

何より、準備した話題が“スッと口から出る感覚”は、初対面の不安をぐっと減らしてくれますよ。

マインドマップは「人と話すのが苦手」「会話が広がらない」と悩んでいた私にとって、大きな味方でした。
あなたも、下記の様にお見合い前に“話題の地図”をつくってみませんか?

「質問は“問い直し”がポイント。深掘りが“個性”を引き出す」

お見合いでは、どうしても緊張してしまい、
「表面的な質問」ばかりになってしまいがちです。

たとえば:

  • 「ご趣味は何ですか?」
  • 「休日はどう過ごされていますか?」

これらは定番の質問ですが——
女性側も、毎週のように何度も同じ質問をされています。

つまり、そのままでは“印象に残らない男性”になってしまうのです。


🎯差をつけるためには、“もう一歩”の質問を

たとえばこんな会話を想像してみてください。

あなた「ご趣味は?」
女性 「映画を見ることです」
あなた「どんなジャンルが好きですか?」
女性 「スター・ウォーズが好きですね」
あなた「スター・ウォーズ、面白いですよね!」

——ここで終わってしまうと、残念ながら印象は薄くなります。

でも、ここからもう一歩踏み込めたら、相手の心が動くんです。


🔍「なぜそれが好きなのか?」を聞いてみよう

「スター・ウォーズの、どんなところが好きなんですか?」
「初めて見たのはいつ頃ですか?誰かの影響とか?」

そうやって、“きっかけ”や“思い入れ”を尋ねていくと、相手の心の中にある“個性”が見えてきます。

たとえば:

  • 「兄が大好きで、一緒に観たんです」
  • 「小さい頃からSFが好きで、あの世界観に憧れてました」
  • 「監督の別作品も好きで、そこからハマって…」

——こうした話には、その人だけのエピソード・感情・背景が詰まっています。
それこそが、相手が「本当は聞いてほしい」と思っている部分なんです。


✅ポイント:深掘り=相手への“理解”と“尊重”

うまく話そうとするよりも、「なぜ好きなのか」まで聞いてくれる人のほうが、圧倒的に印象に残ります。
そしてその姿勢が、信頼や安心につながっていくのです。


質問は“答えをもらって終わり”ではありません。
「答えの奥にある、その人らしさ」に興味を持てるかどうか——
そこが、お見合いでの“差”になるんです。


お見合いでの振る舞いで大切なこと

「第一印象こそ、一番頑張るべきところ」

僕がお見合いで最も大事にしているのが、**“第一印象”**です。

実際、女性の中には「会って数秒で“アリ or ナシ”を決めている」と言う人もいます。
ちょっと信じがたいですが、正直……僕たち男性も同じじゃないですか?
最初の一瞬で「この人、なんか話しやすそう」「ちょっと緊張するかも」と印象を決めていませんか?


🔍第一印象は2つの要素でできている

第一印象は、主に以下の2つの情報で構成されます。

  • 視覚的な印象:服装、姿勢、ふるまい、表情、清潔感
  • 聴覚的な印象:声のトーン、話し方、テンポ、言葉遣い

このうち特に重要なのが「挨拶の瞬間」。
僕はこの挨拶のタイミングを、**“一番の勝負どころ”**だと思って、徹底的にこだわっています。

なぜなら、人は最初の数秒で“その後1時間の印象”をほとんど決めてしまうからです。
最初に印象が悪いと、あとでどれだけ挽回しても届かないことがある。
だからこそ、第一印象にエネルギーを使う価値があるんです。


✅僕がやっている“挨拶の型”

以下が、僕がいつも意識している第一印象づくりの4ステップです。

  1. 笑顔で明るく挨拶する
     └ 声のトーンを少しだけ高めにするイメージで
  2. 「今日はお時間をいただき、ありがとうございます」と伝える
     └ 丁寧さと感謝の気持ちを、言葉にして表す
       紳士さもでるので、ぜひ伝えましょう
  3. 軽いアイスブレイク
     └ 天気の話や「今日はどこから来られたんですか?」など、柔らかく
  4. 外見で気づいたことを1つだけ褒める
     └ 「髪型とても似合ってますね」など、具体的で自然なものを

😊なぜ笑顔が大事なのか?

笑顔は、「私はあなたに敵意がありません」「安心していいですよ」という非言語のメッセージです。
これがあるだけで、相手の警戒心が和らぎ、空気がぐっとよくなります。


▶ まとめ:

1時間のお見合いをうまく進めるには、最初の“数十秒”がとても重要です。
そこで安心感と信頼感を与えられれば、会話も自然に流れやすくなります。

だからこそ、第一印象には全力を注ぎましょう。
努力がもっとも報われやすいタイミングですから。

「“真剣に聞く”より、“リアクションを真剣に”しよう」

お見合いで出会う男性の多くは、実はとても真面目です。
僕自身も、冗談が得意ではなく「真面目ですね」と言われることがよくあります。

でも……ここでひとつ、残念なお知らせです。

“真面目に聞いている”というのは、意外と相手には伝わらないのです。


❌ ありがちなNG例:「はい」「はい」「はい」…

一生懸命、相手の話を聞いているつもりでも、
口から出ているのが「はい」「はい」「はい」だけだと、
相手からすれば、「本当に聞いてるのかな?」と不安に感じるものです。

実際に聞いているのに、“伝わっていない”というすれ違いが起きてしまいます。


✅ 大切なのは、“リアクションの熱量”で伝えること

  • 「えっ、そうなんですね!」
  • 「それは大変でしたね…!」
  • 「おぉ〜なるほど!」

こうしたトーンのある相槌や、ちょっとした表情の変化、うなずき方のリズム、目線などが、
「ちゃんと話を聞いてくれてる」と相手に感じさせるポイントです。

実際、女性の多くは「話の内容」以上に、
“どう反応してくれるか”を見て安心感や好意を持つ傾向があります。


🔁 真剣な“リアクション”こそ、最高の誠実さ

「話を理解しよう」「相手を大切にしたい」という気持ちは、
言葉よりも、リアクションや空気感の中に表れるものです。

だからこそ、真剣に耳を傾けるだけでなく、
**“真剣に反応してあげる”**ことが、相手の安心感につながるんです。


▶ まとめ:

誠実であることは大切ですが、伝わらなければもったいない。
あなたの誠実さは、**「聞き方」よりも「反応の仕方」**で相手に届きます。

次のお見合いでは、ちょっとだけ声のトーンを上げて、
いつもよりリアクションを意識してみてください。
それだけで、相手の表情が変わるかもしれません。

✅ 短くてもいい、でも“気持ち”は伝える

  • 「今日はお話できて嬉しかったです」
  • 「また機会があれば、ぜひお話ししたいです」

これだけで十分です。
うまく話そうとする必要はありません。

あなたが「会えてよかった」と伝えることで、
相手もその気持ちを自然に受け取ってくれます。


💬「また会いたい」は、“空気”で伝わる

お見合いがうまくいくかどうかは、
会話のスキルよりも、準備ができていたか、相手にちゃんと興味を持てていたかにかかっています。

言葉が詰まってしまっても大丈夫。
笑顔と、あたたかい一言があれば、十分伝わります。

「またこの人と話したいな」と思ってもらえる**“安心感のある空気”を残すこと**が、何より大切なんです。


🔁 まとめ:

  • 最後の言葉は、“あなたらしさ”を伝えるチャンス
  • 準備と誠意があれば、言葉が少なくても伝わる
  • 「また会いたい」は、行動や表情ににじむもの

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